ならはら菜園では、動物性堆肥・化学肥料を使わず、野菜の味わいにこだわった栽培を心がけています。

主に小松菜・春菊・わさび菜などの葉もの野菜とビーツを生産しております。各野菜の収穫時期については以下の通りです。


小松菜

ならはら菜園の8割を占めるのが小松菜です。茎の甘みが違います。

本来寒い冬に採れる野菜だったので冬菜、雪菜などとも呼ばれています。
福岡県は、小松菜の収穫高では日本有数の生産地。特に久留米の北野地区は、福岡県で
一位の収穫量を誇ります。その中でもとことん土づくりにこだわり抜いた生産方法で、
品質と味わいには自信があります。

ならはら菜園の小松菜は、シャキシャキとした歯ごたえに加え、甘みと旨味の絶妙なバランスが特徴です。

生のまま美味しく召し上がれます。

小松菜を生で?と思われるかもしれませんが、多くのお客様から「茹でるのがもったいない。生が美味しい」「あれ?小松菜ってこんな味でしたか?」「野菜嫌いだった子どもが生で食べて美味しそうに食べます!」などと嬉しいお声をいただきます。そんな声を聞くたびに、今まで土づくりをやってきてよかった・・努力は無駄ではなかったと報われる気持ちで一杯になります。

小松菜は栄養で言えば、カロテン・ビタミンC・カルシウム・鉄・食物繊維が豊富。鮮やかな色も美しく歯応えも楽しめるので
ぜひ、まずは茹でずにサラダ感覚でお楽しみください。
火を通す際は、控えめな味付けがオススメです。自然の甘みをご堪能いただけます。


ビーツ

最近、その栄養価の高さから注目が高まっているビーツ。ならはら菜園では、動物性堆肥や化学肥料を使わないこだわりの土壌で「レッドビーツ」と黄色が鮮やかな「ゴールデンビーツ」を栽培しています。特にイエローはまだまだ珍しいので注目度と合わせて引き合いが増えてきている商品でもあります。

「ビーツ」は、“奇跡の野菜”、“食べる輸血”と言われるほど、栄養素が豊富。
最近では、運動パフォーマンスUPが期待される抗酸化食品としても世界から注目を浴びています。その理由は、「植物由来の硝酸塩による血流促進効果」と「ビーツの色に含まれる高い抗酸化作用をもつベタシアニン」、そして「カリウム、葉酸、ビタミンC、鉄などの高い栄養価」です。冷え性の予防やむくみの改善のほか、認知症の予防への効果が期待される野菜でもあります。

当菜園のビーツは、生で食べてもほのかに甘く、火を通しても美味しい逸品です。品質には自信があります。


カリーノケール

ケールと言えば「食べにくくて苦い野菜」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、カリーノケールは、生で食べても苦味や青臭さが少なく食べやすいのが特徴。
なんと言っても栄養が豊富!キャベツと比較してみると・・
カリーノケールに含まれるβ-カロテンは約60倍・葉酸は約2倍・ビタミンCは約2倍・カリウムは約2倍・カルシウムは約5倍もあります。いつもの野菜料理にケールを使うことによって、栄養摂取割合が格段に上がります。

ならはら菜園のカリーノケールは、しっかりしたフリル形状の葉が特徴です。立体的なボリューム感が出るので、食べ応えがあってサラダにするととても映えます。噛み締めると優しい甘さや苦味も楽しむことができます。

油との相性も良いので炒めものにぴったり!
カリーノケールのニンニク炒めは、シンプルながらに食欲をそそる味わい。
オリーブオイルでニンニクを熱したら、カリーノケールを加えて炒めるだけ。ぜひ、お試し下さい。


コリアンダー

地中海沿岸原産の香味野菜。シャンツァイ、コリアンダー、パクチーなどとも呼ばれ、
独特の強い香りが特徴です。好き嫌いは分かれますが、エスニック料理などスパイスの効いた料理には欠かせない存在。コリアンダーの独特な香りの元は「リナロール」と「グラ二オール」という精油成分で、これには消化器系の動きを促進する効果や整腸作用が備わっています。消化を促し助ける効果もあるので、便秘で困っている方だけではなく胃腸が弱っている方にもおすすめな食材です。

清涼感のある香りとほのかな甘み!
その香りを堪能するには、生で味わうのがおすすめですが、炒めものやスープに入れても美味しく召し上がれます。

ぜひ、パクチニストの方にその味の違いを見ていただきたいですが、パクチーは苦手という方にも試してもらいたい商品です。「一度食べたら癖になる!」「今まで食べた中で一番美味しい」とおっしゃるお客様もいて、嬉しい声を聞くたびに私たちが感動させられています。


春菊

春菊は、原産地は地中海沿岸。春に花を咲かせ、葉の形がキクに似ていることから春菊と呼ばれています。当菜園では、11月〜12月・3月〜5月で収穫量が多い野菜の一つです。

化学肥料や動物性堆肥を一切使わない土壌から生まれる春菊は、茎が甘いので食べた方のほとんどが「え?!」と驚かれます。鍋ものに入れる補欠的野菜のイメージが強い春菊ですが、サラダで食しても美味しいのが最大の特徴です。

小松菜も生ではあまり食べない野菜ではありますが、春菊に至っては鍋に入れる野菜のイメージが強いので、えぐみがない上に甘いとなると意外性が高いかもしれません。

ぜひ、生で味わってみてくださいね。


アイスプラント

まだ知らない人も多い野菜「アイスプラント」。見た目の印象は、多肉腫のようなぷっくりした葉に水滴のような粒々がついてなんとも不思議。どうやって食べるの?と思う方もいるかもしれませんね。

アイスプラントといえば表面のつぶつぶが特徴的。 このつぶつぶ、実は塩を隔離するための細胞。 土中や水中の塩分を吸い上げて、細胞に蓄積しているので、表面に水滴がついているような見た目になります。 「アイスプラント」という名前も葉が凍ったように見えることからついたそうで、なんとも素敵な響きでそれを知った時にアナと雪の女王が頭に思い浮かびました 笑(え、話題的にもう古いかな?)

ともあれ、涼やかな見た目のアイスプラントの栄養は、水滴のような粒々に詰まっているというわけです。

少し詳しく書くと・・この水滴のような粒は、ブラッター細胞と呼ばれる葉の一部で、土壌から吸収した栄養やミネラルを豊富に含んでいます。土には微量の塩分が含まれるので、食べると塩味がするのも特徴的です。

その栄養価は高く、クエン酸やカリウムなどが豊富に含まれています。 クエン酸は血流の促進やアンチエイジング効果があり、カリウムは血圧の抑制やむくみなどに効果的。 その他、ミオイノシトールという成分も含まれコレステロール値の低下などに効果があり、成人病予防にも期待されているのだとか。

ならはら菜園のアイスプラントは、キラキラとした粒々もしっかりあって茎が太く食べ応えがあります。食べ方は、生でドレッシングいらずで召し上がれます。ほんのり塩味があって食感も楽しいのでぜひお試しください。


ほうれん草

緑黄色野菜の代表選手と言っても過言ではない「ほうれん草」。当菜園では、露地栽培で育てています。12月〜3月が全盛期で5月下旬ごろまであります。

冬場に採れるほうれんそうは、夏場と比べてビタミンCが約 3 倍とも言われています。

ホウレンソウはビタミン類、ミネラルなどどれをとっても非常に栄養価が高い緑黄色野菜です。栄養価として特に注目すべきは、カロテン。β-タカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

また、ほうれん草の赤い根の部分にはマンガンが含まれており、たくさん含まれているカルシウムやマグネシウムと共に、骨の形成や健康維持に役立つのだとか。

写真を見ると根っこがピンクなのがわかりますね。根っこのままで野菜売り場に出せないのが残念・・。

当菜園のほうれん草は、根っこに近い部分が甘いので、「茹でてお浸しにしたら・・根っこに近い部分が甘いので捨てずに食べています」というお客様が多くいらっしゃるほど。ぜひ、根っこに近い部分も捨てずに食べてみてくださいね。


その他の野菜も栽培していますので、お気軽にお問い合わせください。

もっと野菜が食べたくなる!毎日のもっと楽しい・もっと幸せに根を張ることができる・・そんな野菜作りに日々努めています。